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きのうから村田茂之さんの「日々の言葉」展がはじまりました。
新聞の中に見つけた気になる記事や、見て感動した映画やテレビのワンシーン、好きなCDのジャケットなどが、独特のラフなタッチで水彩絵具で描かれています。そして、ひとつひとつの作品の下には、それにまつわるエピソードがついていて文章を読みながら絵を見るという展示になっています。「今回は言葉を先に選び、絵を描いたので絵よりも文章にチカラが入ってます」とテレ笑いながらおっしゃる村田さんですが、今までの展示で定評のある建物や風景の水彩スケッチ風の絵に固執せず、今回はあえて今までとはちょっとちがう作品づくりをされていて、あらたな挑戦をされているんだなと感じます。
絵も描き文字も言葉の選びも文章も、村田さんらしい独特のセンス、そしてちょっとくすっと笑えるところも見逃せません。29日まで
画像はサイモン＆ガーファンクル「明日に架ける橋」