2012年10月12日(金)〜10月17日(水)
イラストレーション・モノローグ - 高橋庸平個展
Illustration Monologue
Yohei Takahashi Solo Exhibition
ご来場ありがとうございました。
高橋庸平さん初めての個展。
高橋さんは2009年より毎年「イラストレーション対話」展と題して2人展をされています。
今回は「対話」で語り尽くせなかった「独白」です。
1階は、2010年より制作を続けられている「イノベーションシリーズ」と「祝還暦・秋山孝トリビュート」。
モノクロで作られたイノベーションシリーズは「技術革新によってできること」をテーマにしています。
秋山孝さんのトリビュートポスターは、昼と夜の秋山孝さんを表現。
2階は、在日米国商工会議所の機関誌「ACCJ Journal」のために描いたイラストレーションを元にしたポスター作品。
そのコラム「FILTER」では、主に経済や商業に関連したテーマが扱われています。
社会問題を、シンプルに鋭く描いた作品。色彩もまた目を奪われます。
これまでモノクロ作品がほとんどだった高橋さんの新しい表現を見た気がします。
14日(日)には、トークショウがありました。
(右から、秋山孝さん、千田昇平さん、伊藤彰剛さん、高橋庸平さん)
それぞれの、ポスターという表現に対する考えなどうかがえました。熱く貴重な時間でした!
月末には、国際ポスタービエンナーレのためにメキシコに行かれるという高橋さん。
いつもポスターのことを考え、ポスターとともに生きているイメージがです。
今回は個展ということもあり、高橋さんのポスターに対する思いをよりくっきりと見させてもらった気がします。
ありがとうございました!
(き)