2013年10月11日(金)〜10月16日(木)
原裕菜個展「Prelude」
ーどこからか、はじまりのPrelude(前奏曲)が聴こえる。
舞台の幕が上がり、興奮と少しばかりの緊張で頬を紅潮させたあの子たちが、次々と舞台へ踊り出ます。
さあ、Preludeをここからはじめよう。いのちある限り、歌い踊ろう。ー
原裕菜さんの初めての個展です。
誰かの夢の世界へ入り込んでしまったような、
かわいらしさとシュールさのバランス。
原さん特有の、ちょっと不思議な淡い世界。
今回は、新作モノクロの作品も。
画面からすーっと浮き出てきたような人物たち。
静かなたたずまいで、目には見えていない景色が、
その奥に潜んでいるような気持ちにもなります。
昨年より、フリーとなった原さん。
イラストレーターとしての第一歩として、
ペーターズで個展をしてくださいました。
お話をしていると、イラストレーションについていろいろ考えて、
探って、悩まれることも多いようでした。
でも、それだけの強い思いがあるんだなと感じました。
この独特の世界観は、これからが楽しみですね。
ありがとうございました!
(き)